デイトレードの始め方は?メリット・デメリットや開始時のポイントを解説
デイトレードについて大まかなイメージは持っていても、実際に取り組むとなると「何から始めればよいのかわからない」と躊躇してしまう人もいるでしょう。また、なるべくリスクを避けつつ、トレードのスキルを磨いていきたいと考えている人もいるかもしれません。
デイトレードは、短期的な値動きを利用して利益を狙う取引手法です。初心者にも取り組みやすいトレード手法として人気がありますが、利益を出すためには正しい知識や手順を知っておく必要があります。
この記事では、デイトレードのメリット・デメリットといった基本的な知識から、具体的な始め方、取引のポイントまで解説します。
デイトレードとは
デイトレードとは、取引を始めたその日のうちに反対売買を完了させ、ポジションを翌日に持ち越さない取引スタイルのことです。株式投資やFXなどさまざまな金融商品の取引で用いられ、その日のうちに取引を完結させることから「日計り(ひばかり)」とも呼ばれます。たとえば、ある銘柄を午前中に購入した場合、その日の市場が閉まるまでに売却して取引を完結させるのがデイトレードです。
また、デイトレードにおける利益は、原則として売買益のみです。株式投資のように配当金を受け取ったり、FXでスワップポイントを得たりする機会は基本的にありません。
なお、デイトレード以外にも、数秒〜数分で取引を完結させる「スキャルピング」、数日〜数週間ポジションを保有する「スイングトレード」、数ヶ月〜数年の長期保有を前提とする「ポジショントレード」などのスタイルがあります。自分に合ったトレードスタイルを見つけたい人は、以下の記事も参考にしてみてください。
⏩️Fintokeiにおけるトレードスタイルの選び方とは?コツやメリット・デメリットを解説
デイトレードの始め方
デイトレードの一般的な始め方を、3つのステップに分けて解説します。
1.口座を開設する
デイトレードを始めるにあたっては、まず証券会社に口座を開設する必要があります。ネット証券であれば、申し込みから本人確認まで、インターネット上で手続きが完結するケースがほとんどです。
口座を選ぶ際は、売買手数料を確認しておきましょう。デイトレードは1日に何度も取引を繰り返すスタイルのため、手数料が高い証券会社を選んでしまうと、コストがかさみ、利益が出にくくなる可能性があります。各社の手数料体系を比較検討し、ご自身の取引スタイルに合った証券会社を選んでください
2.口座へ資金を入金する
口座を開設したら、トレードに使う資金を入金します。証券会社のマイページから入金できるケースが一般的で、提携している銀行口座に入金するとリアルタイムで入金が反映される証券会社もあります。
一般的なデイトレードであれば50万円程度を準備しておくと、ある程度余裕を持った取引が可能です。
なお、「まとまった資金を用意するのが難しい」「実際のお金を使う前に練習したい」という人には、プロップファーム「Fintokei」の活用がおすすめです。Fintokeiの入門プランであれば、1万円からデモ資金を使った取引を始められます。プランは複数用意されており、最大で2,000万円のデモ資金を運用することも可能です。
3.取引を開始する
口座に資金を入金したら、いよいよ取引を開始します。
スマートフォンアプリで手軽に取引することも可能ですが、本格的にデイトレードに取り組むのであればパソコンを準備したほうがよいでしょう。チャートや株価など複数の情報をリアルタイムで把握するためには、モニターも複数枚活用すると分析の効率が上がります。また、取引の遅延を避けるために、安定したインターネット環境を整えておくと安心です。
取引を始める前には、自分なりのルールをあらかじめ決めておくと、感情的な判断でトレードしてしまうリスクを減らせます。「損失が購入価格の2%に達したら損切りする」「1日の利益目標を1万円に設定し、達成したらその日は取引を終える」といった基準を明確にしておくと、冷静に取引を続けやすくなるでしょう。
デイトレードのメリット
デイトレードには、他のトレードスタイルにはない魅力があります。主なメリットは以下の3点です。
- 資金効率がよい
- 1回の取引におけるリスクを抑えやすい
- スワップポイントの支払いを気にする必要がない
デイトレードは、1日の中で何度も取引を繰り返すため、資金効率がよいトレードスタイルといえます。スイングトレードやポジショントレードでは、ポジションを保有している間は資金が拘束されます。一方、デイトレードではその日のうちに決済を完了させるため、同じ資金を使って複数回の取引が可能です。一度の取引で得た利益を次の投資に回すことで、短期間で資金を増やせる場合もあります。限られた資金でも、回転率を高めて利益を積み重ねていけるのがデイトレードの強みといえるでしょう。
ポジションをその日のうちに決済するため、1回の取引におけるリスクを管理しやすい点もメリットです。たとえばスイングトレードのように、数日から数週間にわたってポジションを保有する場合、予期せぬニュースや経済イベントによって相場が急変動し、含み損が拡大してしまうケースは少なくありません。一方、デイトレードの場合、損失が発生しても、1日の値動きの範囲内に収まるため、リスクは小さくなりやすいといえます。
また、FXでは、ポジションを翌日に持ち越すとスワップポイントが発生します。通貨ペアやポジションの方向によっては、スワップポイントを支払う側になるケースもあります。デイトレードでは、その日のうちにポジションを決済するため、スワップポイントの支払いを気にする必要がありません。純粋に売買益だけを追求できる点は、デイトレードならではのメリットです。
デイトレードのデメリット
デイトレードには、以下のようなデメリットも存在します。
- 取引コストが高くなる傾向がある
- 市場を頻繁にチェックする必要がある
- その日のうちにトレードを終えなくてはならない
デイトレードは1日に何度も売買を繰り返すため、手数料やスプレッドなどのコストが積み重なり、利益を圧迫することがあります。
また、短期的な値動きを捉えるデイトレードでは、取引時間中は常に市場の動向を監視する必要があります。チャートから目を離せない時間が長くなるため、仕事や家事などで時間に余裕がない人にとっては、取り組みにくいトレードスタイルかもしれません。
その日のうちにトレードを終えなくてはならないというルールも、状況によってはデメリットとなりえます。たとえば「もう少し待てば価格が戻るかもしれない」という状況でも、ルールに従って損失を確定させなければなりません。市場の状況によっては、思うような利益を得られないまま決済を迫られるケースもあるでしょう。
デイトレードで負けてしまう原因や対策方法について詳しく知りたい人は、以下の記事も参考にしてみてください。
⏩️デイトレードで負ける4つの理由|この手順に沿って対策をすればデイトレードの勝率を高められる
デイトレードを始める際に押さえておきたいポイント
初心者がデイトレードで成果を出すために意識しておきたい6つのポイントを解説します。
銘柄選びにこだわる
デイトレードで成果を出すには、取引する銘柄選びが重要です。デイトレードに適した銘柄には、共通した特徴があります。
値動きが大きい
デイトレードは、短期的な価格変動を捉えて利益を積み重ねていく手法です。価格がほとんど動かない銘柄では売買益を狙いにくくなるため、ある程度の値動き(ボラティリティ)がある銘柄を選ぶのが望ましいでしょう。
ただし、ボラティリティが高い銘柄は、短期的な取引で利益を出しやすい反面、損失が膨らむリスクも伴います。ボラティリティについてさらに詳しく知りたい人は、以下の記事も参考にしてください。
売り買いが活発である
売り買いが活発で、取引量が多い銘柄を選ぶこともポイントです。取引量が少ない銘柄では、約定までに時間がかかったり、希望する価格で取引できなかったりするリスクがあります。自分の希望するタイミングで売買が成立しないと、想定通りのトレードができず、機会損失や予期せぬ損失が発生することもあるでしょう。
利益確定と損切りのタイミングを決めておく
デイトレードをする中で「もう少し利益を伸ばせるかもしれない」「もう少し待てば価格が戻るかもしれない」といった感情に流されて取引をすると、結果的に損失を拡大させてしまう場合があります。
こうした感情的な判断を避けるためにも、「購入価格から5%上昇したら利益確定する」「2,000円損失が発生したら損切りする」など、あらかじめ自分なりのルールを設けた上でトレードをすることが重要です。
重要な指標発表時などの取引は慎重に行う
各国の金融政策や景気の動向を示す経済指標が発表される時間帯は、相場が大きく動く傾向があります。特に、米国の雇用統計や消費者物価指数(CPI)、各中央銀行の政策金利発表などは、為替相場に大きな影響を与えるイベントです。
経済指標の発表時は利益を伸ばすチャンスである一方で、予想と反対方向に相場が動いた場合、大きな損失を被る可能性もあります。初心者のうちは、経済指標の発表前後の取引は避けるか、ポジションサイズを抑えるなど、慎重に取引を進めたほうがよいでしょう。
相場が活発に動く傾向がある時間を把握する
デイトレードで効率よく利益を狙うには、相場が活発に動きやすい時間帯を把握しておくことも重要です。たとえば、FXの場合、東京、ロンドン、ニューヨークといった主要外国為替市場がオープンする時間帯は取引が活発になる傾向があります。
| 市場 | 時間帯(日本時間) |
| 東京 | 8〜10時 |
| ロンドン | 17〜19時 |
| ニューヨーク | 21〜24時 |
自分のライフスタイルに合わせて、取引しやすい時間帯を見つけておくとよいでしょう。
テクニカル指標を活用する
トレードの精度を高めるには、テクニカル指標の活用が有効です。テクニカル指標とは、過去の値動きを分析して将来の価格を予測する「テクニカル分析」で用いるツールです。
代表的なテクニカル指標には、以下のようなものがあります。
| テクニカル指標 | 概要 |
| 移動平均線 | 一定期間の価格の平均値をグラフ化した線で、トレンドを把握するのに役立つ |
| MACD | 2本の移動平均線を使い、トレンドの転換点や勢いを判断する |
| RSI | 「買われすぎ」か「売られすぎ」か、相場の過熱感を把握できる |
まずは基本的な指標から学び、使い方に慣れていくのがおすすめです。
少額からリスクを抑えて取引を始める
デイトレードを始めたばかりのうちは、損失を出すリスクを抑えるためにも、少額の取引からスタートしましょう。特にトレードに慣れていない初心者のうちは、大きな利益を狙うことよりも、大きな損失を避けながら、トレードを継続し、経験を積み重ねることが重要です。
まずは小さな金額で取引の流れやルールを身につけ、安定して利益を出せるようになってから資金を増やしていくとよいでしょう。
デイトレードにおける資金管理の方法について詳しく知りたい人は、以下の記事も参考にしてみてください。
⏩️デイトレードは特に資金管理が重要!デイトレードで活用できる資金管理方法を紹介!
リスクを抑えてデイトレードを始めるならFintokei!
リスクを抑えながらデイトレードのスキルを磨いていきたい人には、プロップファーム「Fintokei(フィントケイ)」の利用がおすすめです。
Fintokeiは、個人トレーダーがデモ環境で仮想資金を運用するプラットフォームです。デモトレード環境のため、取引によって実際の損失が発生する心配はなく、FX通貨ペアをはじめ、貴金属、エネルギー、株価指数CFDなど、幅広い銘柄のデイトレードを実践できます。
また、一定の基準を満たしてプロトレーダーに認定されれば、デモ口座での取引で得た利益額に応じた報酬を受け取ることも可能です。Fintokeiでは、「攻めるトレード」よりも「長期目線で安定的に生き残るトレード」が評価されます。過度なレバレッジをかけた取引ではなく、リスク管理を徹底した堅実なトレードが求められるため、デイトレードのスキルを磨くには最適な環境といえるでしょう。
さらに海外のプロップファームとしては唯一、日本における正式な事業登録を完了しており、日本語でのサポートも充実しています。
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まとめ
デイトレードは、取引をその日のうちに完結させるトレードスタイルです。資金効率のよさや1回の取引におけるリスクを抑えやすい点など、多くのメリットがあり、初心者にも取り組みやすい手法として人気があります。
一方で、取引コストが高くなりやすい、チャートを頻繁にチェックする必要があるといったデメリットもあります。デイトレードで安定して成果を出すには、これらの特徴を理解した上で、本記事で解説した銘柄選びや利益確定・損切りのルール設定、テクニカル指標の活用といったデイトレードを始める際のポイントを理解し、実践することが欠かせません。
これからデイトレードを始める人は、まず少額からスタートして経験を積むのがよいでしょう。自己資金での取引に不安がある人や、リスクをコントロールしながら実践的なスキルを磨きたい人は、Fintokeiの無料トライアルを試してみてはいかがでしょうか。