CFDこそがスキャルピングに向いている3つの理由とは｜勝率を上げる武器も紹介
CFD取引（差金決済取引）は、株式やゴールド、原油、株価指数、外国為替など幅広い金融商品を対象に、現物を持たずに値動きの差だけを取引できる仕組みです。
しかし「CFDはどんな特徴があるのか？」「なぜわざわざCFD取引を選んでスキャルピングをするのか？」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。
CFD取引は取扱銘柄の多さや平日ほぼ24時間の取引時間、そしてレバレッジを活用できる柔軟性から、短期のスキャルピングにおいて大きな強みを発揮します。
また取引コストを抑えながら効率的に利益を狙える点や、デイトレード・スイングトレードなど幅広いスタイルに対応できる点も魅力です。
この記事では、CFD取引の仕組みやスキャルピングに向いている理由、必要なスキル、さらに中長期のトレードにも応用できる可能性などについて以下の項目で詳しく解説します。
- そもそもCFD取引とは
- CFD取引が特にスキャルピング向きだといわれる3つの理由
- CFD取引でスキャルピングに挑戦するなら身に付けておきたいスキル
- まとめ
そもそもCFD取引とは
CFD取引（差金決済取引）とは、株式や金（ゴールド）、原油、株価指数、外国為替など、さまざまな金融商品を対象に値動きの差だけを取引する方法です。
また実際に株や金を持つ必要はなく、価格自体が上がるか下がるかを予想して売買する点も特徴です。
例えばゴールドを例に考えてみましょう。
ゴールドが1グラム＝1万円から1万1,000円に上がった場合、CFD取引では現物の金を買わなくても「買いポジション」を持っていれば、その差額1,000円が利益になります。
逆に下がると予想して「売りポジション」から始めることもできるので、相場が下落している局面でも利益を狙えます。
CFD取引が特にスキャルピング向きだといわれる3つの理由
CFD取引が特にスキャルピング向きだといわれるという理由として、以下の3点が挙げられます。
- 取引商品の幅と取引時間の拡大でチャンスが増えるから
- 狙える利益に対する取引手数料が安いから
- レバレッジを使って少額からでも始められるから
取引商品の幅と取引時間の拡大でチャンスが増えるから
スキャルピングは短期間の値動きを狙う手法のため、取引できる銘柄や時間が多いほどチャンスが広がります。
CFD取引は、通貨ペアだけでなく株価指数、原油、ゴールドなど幅広い金融商品を対象にできるため、複数の相場を見ながら取引のタイミングを選べます。
さらに、CFDは平日ほぼ24時間取引可能です。
現物株のように取引所が開いている時間に制限されるわけではなく、昼夜を問わず売買できるので、仕事終わりの夜間や早朝といった限られた時間帯でもトレードに参加できるのがメリットです。
狙える利益に対する取引手数料が安いから
スキャルピングでは、1回あたりの値動きが小さいため、取引コストが低いかどうかが勝敗を大きく左右します。
CFD銘柄は一般的にドル円などの通貨ペアと比べてスプレッドが大きく設定されていますが、ボラティリティ（値動きの大きさ）が高い分、トータルでみると取引手数料を抑えられるのです。
ドル円とゴールドについて、Fintokeiにおける取引コストと直近の最大ボラティリティを以下の表でまとめました。
| 比較項目 | USDJPY | XAUUSD |
| 平均スプレッド（※1） | 0.6pips | 3.0pips |
| 最大ボラティリティ（※2） | 362.5pips | 8,185.5pips |
（※1）別途1ロットあたり片道3ドル取引手数料がかかります。
（※2）2025年9月から直近3ヶ月で集計
ドル円は値動きに対して約0.16％の取引コストがかかるのに対して、ゴールドは約0.03％と約5倍もゴールドの方が取引コストを抑えられることが分かります。
ボラティリティについては、以下の記事で詳しく解説しているのでぜひ参考にしてください。
レバレッジを使って少額からでも始められるから
「株やゴールドを取引するには相応の資金が必要そうで自分には無理」と感じる初心者でも、CFD取引なら少額から挑戦できます。
その理由が「レバレッジ」です。レバレッジを使えば、証拠金として預けた資金の何倍もの金額を取引できるため、現物取引と比べて必要資金を大幅に抑えられます。
例えば、金の価格が1g＝1万円なら、100g購入するだけで100万円が必要です。
しかしCFD取引では、現物を実際に保有する必要はありません。差金決済の仕組みにより、レバレッジを利用して少額の証拠金で取引が可能です。
Fintokeiのレバレッジについては、以下の記事で詳しく解説しているのでぜひ参考にしてください。
CFD取引でスキャルピングに挑戦するなら身に付けておきたいスキル
CFD取引のスキャルピングに挑戦するなら身に付けておきたいスキルとして、以下の3つを紹介します。
- テクニカル分析のスキル
- マーケット特性の理解
- リスク管理スキル
テクニカル分析のスキル
スキャルピングを始めるなら「テクニカル分析を理解し、チャートから判断する力」を優先的に鍛えることが、安定的な成果につながる第一歩です。
なぜなら取引時間が短くなるほど経済ニュースやファンダメンタル要因の影響を受けにくく、チャートの値動きそのものが取引判断の軸になるからです。
さらに、テクニカル分析は学んだ知識を即座に実践へ反映しやすい点も魅力です。
テクニカル分析の勉強方法については、以下の記事で詳しく解説しているのでぜひ参考にしてください。
≫【初心者必見】テクニカル分析はどうやって勉強するべき？具体的な勉強方法やコツを解説！
マーケット特性の理解
単にチャートを見るだけでなく「銘柄の性質」「時間帯のクセ」を理解しておくことが、スキャルピングで安定的に利益を積み重ねるための重要な土台となります。
例えば株価指数は短時間で大きく動くため利益チャンスが多い一方、ドル円は比較的安定した値動きを見せやすい傾向にあります。
また米国株価指数は夜間に活発に動くなど、時間帯による特徴も存在します。こうした傾向を把握することで、トレードのタイミングをより正確に判断できます。
ゴールドの取引時間の特性については、以下の記事で詳しく解説しているのでぜひ参考にしてください。
≫FintokeiのXAUUSDは何時に動く？取引時間を徹底解説
リスク管理スキル
レバレッジを活用するCFD取引では小さな値動きでも損失が拡大しやすく、無計画に取引すると一瞬で資金を失う可能性があるため、リスク管理スキルも欠かせません。
具体的には、まずエントリーの前に損切りラインを必ず設定し、許容できる損失を超える前に自動的に決済されるようにしておくことが大切です。
証拠金維持率やロスカット水準を理解し、資金の何％までリスクを取るかをルール化しておけば、突発的な相場変動にも対応できます。
また、ポジションサイズを調整して1回の取引で資金の大部分を失わないようにすることも重要です。
さらに、取引回数が多いスキャルピングでは、1回ごとの損失が積み重なると大きなダメージになります。
勝率だけに頼るのではなく、リスクリワード比率（損益比率）を意識し、利益を損失より大きく残せるよう工夫する必要があります。
リスク管理スキルについては、以下の記事で詳しく解説しているのでぜひ参考にしてください。
≫Fintokeiの損切り目安は何パーセント？損切りルールの決め方やコツ、タイミングも解説！
CFD取引が向いているのはスキャルピングだけではない
CFD取引はスキャルピングに強みを発揮しますが、それだけに限られません。デイトレードやスイングトレードなど、もう少し長い時間軸でも活用できるのが魅力です。
株価指数や原油などは数時間単位で大きく動くことも多く、スキャルピングよりもデイトレードの方が落ち着いてエントリーや決済の判断ができます。
またCFDで扱える銘柄の中には、ゴールドや株価指数のように長い期間にわたってトレンドが続くものが多いです。
したがって、スイングトレードのような数日から数週間ポジションを保有するスタイルであっても相場の流れに沿った売買を行いやすいのが特徴です。
トレードスタイルの選び方については、以下の記事で詳しく解説しているのでぜひ参考にしてください。
≫Fintokeiにおけるトレードスタイルの選び方とは？コツやメリット・デメリットを解説
CFD取引へ挑戦するならFintokei
Fintokei（フィントケイ）は、個人トレーダーがプロトレーダーを目指せる国内最大級のプロップファームです。
デモ環境で仮想資金を運用し、利益目標や損失制限といったルールを守れば、プロトレーダーとして認定され、取引成果に応じた報酬を受け取ることができます。
FintokeiがCFD取引に向いている理由の一つが、少額から始められる点です。
例えば2万円台のプランでも200万円の仮想資金を使って挑戦でき、実際の大金を動かす感覚を少ない負担で体験できます。
また評価ルールには「1回の取引での損失は○％以内」といった制限があり、自然と資金管理力を鍛えられる設計になっています。
さらにFintokeiは、トレーダー教育にも注力しています。基礎から応用まで学べるブログや動画の学習コンテンツ、実践で役立つ独自ツールが揃っており、学びながら成長できる環境が整っているのも大きな魅力です。
無料トライアルも実施しておりますので、まずは気軽に体験してみてください。
Fintokeiについては、以下の記事で詳しく解説しているのでぜひ参考にしてください。
≫プロップファームFintokeiとは？おすすめする理由や始め方を紹介！
まとめ
この記事では、CFD取引の仕組みから、スキャルピングに向いている理由、必要なスキル、そしてスイングトレードなど他のスタイルへの応用まで詳しく解説しました。
現物を保有せずに値動きだけを取引できるのがCFD取引であり、幅広い銘柄と24時間近い取引時間、レバレッジを活用できる点が大きな魅力です。
短期のスキャルピングはもちろん、デイトレードや長期トレンドを狙うスイングトレードにも対応できる柔軟性を備えています。
Fintokeiでは、2万円台のプランから200万円の仮想資金で挑戦でき、資金管理やリスクコントロールを自然と身に付けながら本格的なCFD取引を体験できます。
まずは無料トライアルから始めて、実際のスキャルピング取引を体感し、Fintokeiでプロトレーダーへの第一歩を踏み出してみてください。
