【Fintokei対応】グランビルの法則で役立つインジケーター6選

グランビルの法則を使ってトレードしているのになぜか思うように勝てない、そんな悩みを感じている方も多いのではないでしょうか。
移動平均線だけを頼りにして売買判断をしてしまうと、特にトレンド転換を見誤ったり、押し目や戻りの判断を外して損失に繋がってしまったりするケースが多いのです。
この記事では、グランビルの法則にありがちな4つの失敗例をもとに、それぞれの原因と改善方法を詳しく解説します。
あわせて、RSIやGMMA、ボリンジャーバンドといったグランビルと相性のよいインジケーターなどを以下の項目で紹介していきます。
- グランビルの法則にありがちな4つの失敗例
- グランビルの法則で役立つインジケーターのおすすめ6選
- グランビルの法則で役立つインジケーターを使うならFintokei
- まとめ
グランビルの法則にありがちな4つの失敗例
移動平均線だけでグランビルの法則を使うと、以下のような失敗に陥りがちです。
- 買いパターン①のためのトレンド開始の判断を早まる
- 買いパターン②の押し目や戻りを見誤る
- パターン④の逆張りで大損を喰らってしまう
- エントリーは成功、だが利確を引き延ばしすぎて損失に
失敗例とともに、グランビルと相性がいい他のインジケーターを組み合わせるとどのようなメリットがあるのかみていきましょう。
買いパターン①のためのトレンド開始の判断を早まる
「移動平均線を上抜けたから買い」と判断するのは、「グランビルの法則買いパターン①」に沿った典型的なエントリーです。
しかしトレンド転換局面で同パターンを使う場合、下落トレンドの終了を早まって判断してしまうと、戻りの勢いに乗っただけで終わって再度下落へ転じることがあります。
こうした場面での損切りは、相場の過熱感の判断を得意としているRSIを組み合わせることで回避できます。
実際にRSIを表示してみると、むしろ売られすぎ水準であることから下落終了だと判断するには時期尚早であったことが分かります。
買いパターン②の押し目や戻りを見誤る
価格が上向きの移動平均線を一時的に下回り、再度上回ったタイミングでのエントリーは、「グランビルの法則買いパターン②」に沿った押し目買いのチャンスです。
しかし相場が過熱している局面で押し目買いをしてしまうと、トレンド転換によって損切となってしまうケースもあるのです。
こうした場面での損切りを避けるためには、複数の移動平均線を一度に表示できるGMMAを表示することがおすすめです。
先ほどの失敗例にGMMAを表示してみると、複数の移動平均線が下を向いていることが分かります。したがって押し目買いをするべき場面ではなかったのです。
パターン④の逆張りで大損を喰らってしまう
移動平均線から大きく乖離したときに「そろそろ戻るはず」と考えて逆張りで売りエントリーするのは、「グランビルの法則売りパターン④」の典型例です。
特にレンジ相場では一時的に変動した価格がMAに収束する動きも多く、このパターンは一見有効に見えます。
しかし繰り返し売りを狙っているとやがてトレンド相場が始まり、一気に大きな損切りとなるケースもあるのです。
このような損切を避けるためにも、ボリンジャーバンドやエンベロープを組み合わせて、レンジ相場が継続しているのか、そして反転する可能性が高いのかを判断する必要があります。
エントリーは成功、だが利確を引き延ばしすぎて損失に
グランビルの法則の中でも、価格が移動平均線から乖離した後の反発や反落を狙うパターンでは、「もっと伸びるはず」と利確を引き延ばしてしまって含み益が反転して損切りになってしまうケースがあります。
この原因は、エントリーの根拠は明確であるものの決済の根拠がルール化されていないグランビルの法則のデメリットにあります。
そこでグランビルの法則によるエントリーシグナルを逐一チャートに表示してくれるインジケーターを使うことで、決済タイミングがより分かりやすくなります。
グランビルの法則で役立つインジケーターのおすすめ6選
Fintokeiのトレーディングプラットフォームに対応しており、かつグランビルの法則を使った取引で役立つインジケーターとして以下の6つを紹介します。
- RSI|エントリー・利確時の過熱感をチェック
- ボリンジャーバンド|トレンドとレンジを見極め
- GMMA|押し目や戻りの戦略を複数立てられる
- 移動平均乖離率|逆張りの成功率を高める
- Granville02|グランビルの法則パターン➁に特化
- Granville_m3|マルチタイムと通知機能あり
なお、RSIとボリンジャーバンド以外のインジケーターはFintokeiで提供されているものではありませんが、外部サイトからダウンロードすることで簡単に導入ができます。
その1:RSI|エントリー・利確時の過熱感をチェック
グランビルの法則に従ってエントリーする際、チャートの形だけを根拠にしてしまうと「買いシグナルが出たのに、直後に反転して損切り」という場面に陥ることがあります。
このような損切りは、すでに相場が過熱していたにもかかわらず、上昇や下落の勢いだけで注文してしまうことが原因です。
こうした失敗を避けるには、RSI(相対力指数)を活用して価格の勢いと限界点を見極めることが重要です。
移動平均線を上抜けた直後にRSIが70を超えていれば、パターン①の買いエントリーは見送るなどして、強気・弱気の過熱度を測定する補助インジケーターとして活用しましょう。
RSIの使い方については、以下の記事で詳しく解説しているのでぜひ参考にしてください。
≫RSIの使い方や見方をわかりやすく解説!さらに使いこなすための2つの秘訣とは
その2:ボリンジャーバンド|トレンドとレンジを見極め
グランビルの法則では、価格が移動平均線を上抜ける・下抜けるといった動きが売買のサインになりますが、その動きが一時的な反発なのか、本格的なトレンドの継続なのかを見極めるのは容易ではありません。
こうした局面で活用したいのが、ボリンジャーバンドです。
ボリンジャーバンドは、移動平均線を中心に±1σ、±2σといったバンドを表示するインジケーターで、価格の拡散と収束、つまりボラティリティの変化を視覚的に確認できます。
例えば、価格が±2σを勢いよくブレイクし、バンドが広がっていれば、トレンド継続の可能性が高いと判断できます。
一方で、同じブレイクでもバンドが収束しつつある中での動きであれば、だましや反転のリスクが高まります。
ボリンジャーバンドを使ったトレード手法については、以下の記事で詳しく解説しているのでぜひ参考にしてください。
≫ボリンジャーバンドを使った取引手法とは?インジケーターとの組み合わせも解説!
その3:GMMA|押し目や戻りの戦略を複数立てられる
グランビルの法則で押し目や戻りを判断する際に役立つのが、GMMA(複数移動平均線)です。
GMMAでは、短期・長期の複数の移動平均線を同時に表示できるので、相場の流れが視覚的に分かりやすくなるだけでなく、押し目や戻りとして入りやすいゾーンを複数の平均線から判断できるという利点があります。
例えば、価格が短期MAの束で反発するなら強い上昇継続と判断できますし、中期や長期のMAまで押し込まれた場合は、深押しの可能性やトレンドの失速にも注意が必要です。
複数のラインがあることで、「どのレベルまで押したらエントリーするか」という判断基準を細かく持てるため、感覚に頼らない客観的な押し目や戻りの判断が可能になります。
GMMAで迷いがちな設定については、以下の記事で詳しく解説しているのでぜひ参考にしてください。
≫【すぐに使える】GMMAのおすすめ設定を紹介!おすすめの理由や設定のコツも解説!
その4:移動平均乖離率|逆張りの成功率を高める
グランビルの法則におけるパターン④の逆張りで役立つのが、移動平均乖離率です。
移動平均乖離率は、移動平均線と価格の乖離具合を具体的な数値で示してくれるインジケーターです。
通常であれば「このくらい価格が離れているから移動平均線へそろそろ戻るだろう」といった感覚が必要になりますが、移動平均乖離率を使うことでそのような感覚に頼らなくてもよくなります。
逆張りをメインにする場合は、過去のチャートから移動平均乖離率がどれくらいの数値になると価格が反転しやすいのかを見極めてから望むことがおすすめです。
その5:Granville02|グランビルの法則パターン➁に特化
Granville02は、グランビルの法則で押し目買いや戻り売りに役立つパターン➁に特化したインジケーターです。
仕組みはシンプルで、パターン➁に合致するシグナルが発生した場合、それを矢印で示してくれます。
また矢印で示してくれるシグナルは、以下のような条件でもフィルターされているので、精度も信頼できることが特徴です。
- 移動平均線がしっかりと傾いてトレンドを示しているか
- 移動平均線を抜けて、ローソク足が確定したか
その6:Granville_m3|マルチタイムと通知機能あり
Granville03は、Granville02と見た目が似ていますが、グランビルの法則を支える8つのパターンすべてのシグナルを示してくれる点が特徴です。
マルチタイムにも対応しているので、1時間足のグランビルのシグナルを5分足で確認するといった確認も可能です。
またインジケーター追加時にはボリンジャーバンドも自動で表示されるので、トレンドとレンジ相場の判断や決済時に役立つ乖離率の確認も簡単にできます。
さらにシグナルの点灯時にメールやプッシュ通知で知らせてくれる機能があるので、トレードチャンスを逃すことも少なくなるでしょう。
グランビルの法則で役立つインジケーターを使うならFintokei
Fintokeiとは、個人トレーダーがプロトレーダーに挑戦する場を提供しているプロップファームです。
Fintokeiでは、デモ環境を使って仮想資金を運用していき、損失率を抑えつつ一定以上の利益率を達成することで公認のプロトレーダーになることができます。
Fintokei公認のプロトレーダーになると、データ提供料としてデモ口座における取引利益額をもとに報酬がトレーダーへ支払われます。
Fintokeiでは紹介したグランビルの法則で役立つインジケーターを活用できることはもちろん、パーフェクトオーダーについてより深く学べる動画やブログの学習コンテンツが豊富に用意されています。
Fintokeiのサービスを体験できる無料トライアルも実施していますので、グランビルの法則を使ってプロトレーダーを目指したい方はぜひ挑戦してみましょう。
Fintokeiについては、以下の記事で詳しく解説しているのでぜひ参考にしてください。
≫プロップファームFintokeiとは?おすすめする理由や始め方を紹介!
まとめ
グランビルの法則は、移動平均線を基準に売買タイミングを判断できる優れたトレード手法です。
しかし移動平均線だけを頼りにすると、押し目や戻りの見誤り、トレンド転換での損切り、そして利確のタイミングを逃して損失に転じてしまうなどの失敗も起こりがちです。
こうした失敗を避けるためには、RSIやボリンジャーバンド、GMMAといった補助インジケーターを組み合わせてあらゆる観点から判断することが重要です。
さらに、Granville02やGranville_m3のように、グランビルの法則に特化したサイン表示型のインジケーターを活用することで、裁量の迷いを減らしながら、再現性の高いトレードが可能になります。
まずは、紹介したインジケーターを実際にチャートへ導入し、過去の相場で検証してみましょう。
そしてグランビルの法則をより実戦的に活用しながら、Fintokeiのようなプロップファームでトレーダーとしてのステップアップを目指してみてはいかがでしょうか。